守銭奴の資産残高

書いてるのは氷河期世代の投資家にしてカネの亡者。2024年末で今の会社は辞めます。マンセー

守銭奴的「ヨモツヘグリ」

タイトルの言葉である「ヨモツヘグリ」



これは日本神話でカグツチという神を生んで陰部を大やけどして亡くなり、黄泉の国に行ったイザナミノミコトがそこで煮炊きしたものを食べたことでそのまま黄泉の国の住人になってしまったことに由来する言葉。



よく旅番組や秘境探検で、現地人と同じ食事をしてそこに「仲間」として迎えられるという意味で似たような感じかと思う。




つまり「現世」か「黄泉の国」かの違い。




これ、感覚的な話であるが、私は職場で注文される「昼食用の弁当」は食べていない。




1回たりとも。




昼食を何らかの形で忘れた場合は断食。1食抜いたくらいで死にはしない。




そもそもその弁当が食欲そそるような代物ではない、妙に貧乏くさい感じがしたというのが大きいが、妙に「これを食い慣れたらここから二度と出られない」という感覚に襲われたから。




この感覚に襲われたのは前職場での初出社の日。




そもそもその前職場、大阪の「だんじりが走っている地域」であるが、妙に寂れた感じがしてなおかつ貧乏くさいくせに、無駄に都会ぶった感じがして「絶対住んだらダメだ」って感覚があった。




「取り込まれて二度と五体満足に出られない」そんな感覚がプンプンだった。




とくに食欲をそそらない昼食用弁当を見た瞬間、「これ喰ったら終わりだ」って感覚になってこれまで1回も口をつけていない。



現にコレ喰ってた連中は妙に貧乏臭く、「もう取り込まれた」感がプンプンだったし、休日は近場のパチンコ屋に入り浸ってるような連中も多かった。




そして現に給料も安かったし、私がもしここに「取り込まれていた」場合、今の自分はなかったと確信してる。資産運用という発想すら湧かなかったと思う。




「貧すれば鈍する」というのを体現するような場所だった。






私が重要視してるのは食環境と住環境だ。



私が海外旅行を忌み嫌うのは、かつて体験した韓国旅行で、この2つが徹底的に合わなかったから。高いカネ払ってまで不快な思いしに行くほど酔狂な人間じゃない。



私は見た目によらずかなり繊細なのだわ。




よく新年度になって新しい環境で心機一転、、、と思いきや、うつ病になる人が出てしまうのは食環境もさることながら住環境が明らかにその人に合ってないからだろう。



何でもかんでも「チャレンジ」だの「前向きにとらえて」だのという言葉でごまかしてたらそのまま首吊ってしまうのはそういうことだ。




淡水魚を海水に放り出して「チャレンジ」だの「このことも前向きにとらえて」なんて言ってるうちに浸透圧の関係でカラダおかしくなって死んでしまうのと同じだわ。




私は今の住環境が自分のカラダにベストだと感じてるのでもう無駄に環境変える気はしないし、外野から何言われようと無視してる。




この記事にある感覚的な「ヨモツヘグリ」。これ、人それぞれに持ってると思う。



これやったらマズイ、って感覚は自分の第6感が発するアラートなので決して無視してはいけないのである。下手すりゃ将来の希望の芽すら知らずに摘んでしまいかねないぞ。




風呂上がりの1本。


久々に喰ったら美味かったわ。牛乳に溶かして飲んだら格別ですた(笑)