守銭奴の資産残高

書いてるのは氷河期世代の投資家にしてカネの亡者。2024年末で今の会社は辞めます。マンセー

銀河豪遊伝説~デ・パチカ空域への突入(モロゾフ海域)

※この記事はただのうわ言、戯言、妄想です。ホンマにヒマな人だけ読んでください。
声のイメージは「バンキシャ!」のナレーターでお馴染みの大塚芳忠氏あたりでお願いします(笑)
なお、あくまで仕事中に浮かんだ妄想ですので、読者様側からの勝手な期待には添いかねますのでご了承ください。
毎月のわずかな給与から税金と社会保障費をむしり取られる中産階級のささやかな豪遊録です。




~前回までのあらすじ~


デ・パチカ空域へ突入すべくワープアウトした機動巡洋艦ナ・ガザイフ。
しかし、ワープアウト早々に未確認勢力からの重力兵器による洗礼を受ける。辛くも危機を脱し、デ・パチカ空域最奥部セーニクエリアで無事、目的のハンバーグを入手したが、ここでも未知の勢力からの襲撃を受ける。しかも艦のシールド発生装置をジャミングするこれまでにない敵に、動揺するイズミだが、次なる目的地であるモロゾフへ進路を取るのであった。




~デ・パチカ中心空域~




オペレーター
「全システムチェック終了!艦長、シールド発生装置の出力に異常があります。65%から上がりません。」



「やはり、あの福娘から放射された音波兵器の影響か・・・かと言ってまだプリンと白いケーキを入手していない、、、やるしかない。」


「メインリアクター始動!出力70%!!モロゾフへ向けて発進する!」



・・・・・・・・・・・・・・・・・





オペレーター
「そろそろモロゾフ空域ですが、、、おかしいですね、このあたりのはずなのに・・・」


「やはり店舗配置が変わったか・・・手元にある座標データはあてにならない」


オペレーター
「前方からエネルギー反応、モロゾフです!距離300!」


「モニターに出せ!!」


オペレーター
「了解!モニター最大望遠!」


まちがいない、モロゾフだ。あんなところに・・・


だがここはヨーガシエリアだ。ナマガシエリアでなければプリンを回収できない・・・



オペレーター
「本艦後方!高エネルギー反応!!」


「なんだ!!」



オペレーター
「ゴ、ゴ、ゴディバです!!」



「なんだと!?くっ・・・メインリアクター出力最大!シールド発生装置始動!主砲エネルギー充填!!」



あんなところにゴディバなどなかったはず・・・まずい・・・高額商品ばかりだ。



オペレーター
「主砲エネルギー臨界!!発射準備完了!!」


「主砲発射!同時に光子魚雷で相手の注意を逸らしつつ、本艦は迂回する!モロゾフのナマガシエリアへ突入する!!最大戦速!」



まるで私が無類のチョコレート好きということを見透かしているようだ。まさか・・・




オペレーター
「ナマガシエリアです!作戦目標確認!モニター最大望遠!」




「なんだ、あのプリンは見たことがない!?まさか、新商品か!!」


「艦載機発進!速やかにプリンを回収しろ!ノーマルのカスタード2,チョコレートリッチプリン1,新商品バターリッチプリン1だ!急がせろ!!保冷剤を忘れるな!」



オペレーター
「目標物、回収しました!艦載機収容!!」



「よし!最大戦速!ゴディバに対して発砲しつつ、このエリアを離脱する!!」



オペレーター
「りょうか、艦長!9時方向に高エネルギー反応!!」



「なに!?」



クッキーにチョコレート菓子・・・私の好物ばかり・・・



まずい、、、こちらの手をすべて読まれている・・・シールド発生装置に不備がある状態でユーハイムへ向かうのはかなり危険だ・・・



ここは私の知っているデ・パチカではない。ほぼ未知の空域だ。。。。



オペレーター
「艦長、一度、デ・パチカを出ましょう!このままではこちらがあまりにも不利です!一旦このデ・パチカを撤退し、万全の状態で出直しましょう!!」



「・・・・そうだな・・・また、同じ轍を踏むわけにいかんからな」


オペレーター
「なにか?」


「いや、こっちのことだ!艦首回頭180度!メインリアクター出力全開!!亜光速航法でデ・パチカを撤退する!!牽制の主砲および光子魚雷発射!!」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




我々は辛くもデ・パチカを脱出した。


ゴディバに艦の背後を取られたとき、16年前の悪夢がよぎった。


どうにか今回は艦を守り抜いたが、まだ最終目的地ユーハイムで白いケーキを入手しなければいけない。


もはやこのデ・パチカは私の知る場所でなくなってしまっている。私が知る以上に危険極まりない死の空域だ。




To be continue




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<次回予告>


~デ・パチカへの突入編、衝撃の最終話!!~


再びデ・パチカに突入した機動巡洋艦ナ・ガザイフ。ユーハイムの白いケーキを入手すべく最後の突入を敢行する!



オペレーター
「左舷上甲板被弾!第3、第5シールド発生装置停止しました!エネルギー伝道管破損により
主砲へのエネルギー充填ができません!」



「まだだ!まだ沈むわけにはいかん!!」



もはや死の空域と化したデ・パチカで最後に笑うのは誰か!



オペレーター
「それは、、あまりにも危険すぎます!」



「だが、残された方法はこれしかない!!」




デ・パチカ空域への突入最終話~白いケーキ~