「敗北」を確信した高校野球
昔の記憶。もう四半世紀前になるか。
夏の甲子園で思い出した。
あまり詳しく言えないが、私の出身高校も在学中に春の選抜に出場したことがある。
春休みは親戚と旅行するつもりだったし、他人の部活なんてどうでもよかったのに浮かれたバカが
「全校生徒で甲子園に応援に行く」なんてわめき始め、即席のチアリーダーみたいなのも作られた。
結局は「有志」で応援に行くってことになった。無論ワタシは行ってない。何でって?
絶対に負ける!って確信持ってたから。
なんでわかったかって??
地元ローカル局、ケーブルテレビ、地元キー局、NHK、、、
めちゃくちゃ取材来たよ。
で、インタビュー受けてる校長の顔がずっとにやけ顔。これがNHKで全国に流れたんだわ。
よく大学受験前の1月くらいに「不合格だった者は肝心な場面で踏ん張れんかったからや!」って
偉そうに檄飛ばしてたけど、このにやけっぷりみて絶対勝てんって思った。
そして甲子園出場決めた野球部のサルどもの傍若無人ぶり。
レギュラーから補欠までドヤ顔してた。浮かれてまともに練習してたとは思えん。
甲子園開催前に体育館に集められて応援歌の練習までやらされたわ。
こっちは無関係だよ?やりたい奴だけで勝手にやれって。
その中に「喜びの歌」なんてのもあった。
たしかホームインして1点入ったらスタンドで歌う歌だったが、これが1度も甲子園で歌われることはなかった。
なぜって??
甲子園では2塁もろくに踏めん拙攻。
結果は1回戦9-0の大惨敗。コールド負けだったっけ??
この結果を旅先でラジオで聞いたわ。
会社経営もだけど、トップの人間がバカみたいにはしゃいだり浮かれてたら下にも伝染して残念な結果に終わるってよ。
春休み明け、あれだけドヤってた野球部の連中みんなおとなしくなってたわ。
っていうか、今思えばよく学校来れたもんだよ。あんだけエラソーな態度しててさ。
ちなみに。。。
甲子園出場で保護者あてに学校から寄付のお願いみたいな手紙みたいなのもらったけど、
うちはたしか寄付金は出してない。
ちなみに寄付のお礼がオリジナルテレホンカード1枚のみ。
そして完封負けという不名誉なお土産付きってオチ(笑)
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