「真似」はできれど「実現」は困難
ここ最近は休日は家に引きこもり、平日は光速で帰宅な毎日なので趣味の一つである本屋巡りもロクにできず。。。
なんかネットで検索してたらこんな本が引っ掛かった。
株式投資のハウツー本は数多くあったし、不労所得と言えばサラリーマンに借金させての不動産投資だったりするのだが、ここにきていわゆる「配当金投資」が出てきた。
これまでも高配当株投資関係の本は出版されていたし、私も2冊ほど持っているが新NISA制度開始も控えてか、堂々と「配当金」を謳ったのは初めてじゃなかろうか。知らんけど(笑)
ただ、
年間100万円の配当金で本が出版できるのであればワタシも本出せるってことか?
ちなみに2023年3月6日現在、私の年間配当金額は186万円(税引き後146万円)
参考にした本はあるがマニュアルなんてない。
地味にこういう経験とノウハウってカネになるってことか?
そもそも日本人って参考書だのハウツー本が好きだが読んだだけで実現できるってわけじゃない。
私とてここに至るまでに10年かかっている。
「株を買って配当金を貰い、その配当金でまた株を買う」
簡単なことなのだが、皆、これができない。
なんで??
答え、、、「途中で投げ出しちゃうから」
よく最近言われるのが「科学基礎研究分野」に人的にも財政的にも投資しなくなったと言われているように、日本人自体がすぐに「結果だけ」を求めて、結果が出ないことにはカネも時間もかけない、「イラチ」な人種が増えたのがある種の要因だろうと思ってる。
この手の配当金投資って人材育成と同じでひたすら時間がかかる。
要は「辛抱」しなきゃいかんのよ。
株ってある種の生き物なので上がる時もあれば下がる時もあるわけ。
ところが下がったときに怖くなってぶん投げて、あげく「この情報通りにやったのに損した!」って怒りだす連中が厚切りジェイソン氏のツイッター炎上させたように、
今の日本人に長期投資という概念とマインドが浸透するのはまだ先だろうと思う。
だって辛抱できない日本人が多いから(笑)
だから皆、貧乏してるわけ。
辛抱して「金の成る木」育てりゃもう一つの収入の柱を得ることができるのに。
この本買う人がどれだけいるかはわからんけど、「年間配当金100万円」を実現できるののってせいぜいこの本買った人の2割いたらええ方じゃないか。
まぁ、配当金欲しけりゃ辛抱しろってことよ。10年くらい。
辛抱できなきゃいくら本読んでもムダ!
令和の錬金術である「配当金投資」の極意は辛抱と放置。いきなりくず鉄が黄金に変わるってことなんぞありえんのだわ。
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