脱サラ系飲食店は湧いては消えるボウフラか?
先週の日曜日、買い物頼まれたついでに近所を少しウロウロしてたら、4年前に一度食べに行った焼き肉店が閉店してた。
うちの近所、飲食店が開店しては閉店というサイクルを4年周期くらいで繰り返す飲食店不毛の地とまで言われる土地。
無論、残っている店もあるが、それはごくわずか。
無くなっていく店って特徴があって、「脱サラして飲食店始めました」感が半端ないのだわ。
先述の焼き肉店も当時60前後の夫婦が切り盛りしてた店だが、その時の客は我々の他に近所のオフィス?の打ち上げ客3人だった。ちなみに金曜日の夕食時の18:30頃。ガラガラ・・・
そこで食事した印象としては肉は肉質もよく値段も良心的だったうえ、最新式のタッチパネルの注文システムも導入されていてかなり投資してた感じだが、店に活気がゼロだった笑
案の定、コロナで打撃くらっていつの間にか消えてしまったこのお店。
そもそも、「定年したらカフェを開く」「脱サラしてラーメン屋をやる」
よくサラリーマンが定年後などの夢として飲食店やろうとするけど、簡単にやれるように見えるんか??
多分、こういう人らって飲食業でのバイト経験ないだろうよ。
学生時代にファミレスでバイトしてたから嫌というほど思い知らされたが、完全な「薄利多売」だよ、この業界。
「ラーメン食べ歩いてて一家言ある」
「コーヒーにはこだわりがある」
という理由で勢いで退職金つぎ込んで店開くけど、原価管理が甘い、集客ノウハウがない、味が日によってばらつく、というかそもそも飲食業に向いてない人が飲食店やるからボウフラのように湧いては消えを繰り返す。
ちなみに飲食店閉店したあとってこういう人らはどうしてるんだ??
退職金使っただろうし、店を維持するために借金もしてるだろうし、年金もそこまで貰えなさそうだし。。。
焼き肉店の老夫婦の暮らしぶりが気になるわ。
「定年後にラーメンやる!」⇐老後破産への片道切符だよ、コレ。
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