「若いうちは貯金なんかするな」と言うクソバイス(笑)
「クソバイス」
上から目線で頼んでもいないのにクソの役にも立たない時代遅れな価値観の押し付けによるアドバイスの略。
~広辞苑より⇐ウソ(笑)
アラフォー世代でいわゆる団塊世代のジジイ連中と仕事で絡んだことがあるなら1度くらいは言われたセリフじゃなかろうか。
~「若いうちは貯金なんかするな」~
この会話のきっかけは
団塊「お前は毎月の給料何に使ってんの?」
「とくに必要な生活費以外は・・・」
団塊「お前、若いくせに貯金なんかせず使え!おれが若いころは・・・(以下略)」
これが飲み会とかだとここから団塊ジジイの独壇場で武勇伝⇒自慢⇒若手への説教⇒ダメだし⇒武勇伝ryu・・・いわゆる無限ループが2時間ほど続く。苦痛・・・・
本日のブログタイトルにもある「若いうちは貯金なんかするな」というクソバイス。
結論から言うと大間違いである。
コロナ禍でカネの有無、普段からの備えの有無で天国と地獄が分かれたのは日本人ならイヤと言うほど思い知らされただろう。
若かろうと年寄りだろうといざとなったときのカネは持っておくべきなのだ。
やつら(団塊)の脳内OSにはカネに関して「使う」「貯める」「運用する」のうち、「使う」しかインストールされていないのだ。
奴らにとって
「貯める」はせこい、みみっちい。
「運用する」は楽して儲けようとするとはけしからん、意地汚い。
という現代人の我々には理解できない思考回路が構成されている。
こういう思考回路になった要因はいわゆる高度経済成長期である。
右肩上がりに発展していく日本において、当時、学校をそれなりに出ており、日本語喋れて手足が2本ずつついてれば誰でも会社に入れたような時代で、なおかつ給料も役職も右肩上がりに上昇していくという「年がら年中ボーナスステージな時代」であったというのが大きな要因だろう。
つまり奴らにとっては貯金なんぞしなくても働いていれば給料が右肩上がりに上昇し、使ってもまた稼げばそれでカネに不自由しなかったのだ。
声がデカく勢いがあって飲み会とタバコ吸って根回しが出来れば仕事が出来るとされた時代。
自分らは学生運動にかまけて「革命ごっこ」してたくせに、我々氷河期世代のようにどれだけ真剣に就職活動しようと真面目に働こうとまともな待遇与えられなかった苦労なんぞ知る由もない。
そういった極めて粗暴でデリカシーに欠けたクソバイスが「若いうちは貯金なんかするな」というセリフに集約されているのだ。
それに、、、
若いうちって30歳までだとしてもこのあたりって何かとライフイベントが発生しないか??
結婚するとなったら貯金しとかないとマズイだろ。
このご時世、男も女も貯金ゼロだと相手がドン引きする事案じゃないか?
それに。。。
過去記事にも書いたが、カネがある、貯金をしているというのは信用のバロメーターでありその人の計画性の有無を知る重要なファクターだ。
特別な理由もなしにいい歳したオトナが貯金ゼロってまず信用したらマズイだろ。飲み屋で会うオッサン相手ならまだしも、結婚相手なら一発アウトだろ。
それに団塊世代の理屈だと
「給料が上がったら貯金なんてすぐにできるだろw」って思考回路だろうが、
実際にできないからここまで資産格差が生じてるのが現実なんだよ!
それにワタシが若いうちから貯金しておくことを推奨してるのは「貯金する癖をつける」という必要があるからだ。
この貯金癖はワタシのような生まれたときからカネが好きな特殊な人種以外、一朝一夕には身に着かない。
他人を見てきた経験上、30歳までにはこの貯金する癖は着けておいた方が無難である。
結婚するにもカネがいる、転職するにもカネがあった方が安心、病気になりゃカネがかかる。
SNSで友達5,000人自慢してた芸人がいたが、あくまでカネに関しては自己解決が原則。
そしてその「友達」とやらが助けてくれる保障は一切ない。
とどのつまりまとまったカネが自分を救い自分を後押ししてくれるという意味で若いうちから貯金に励むのはよいことなのである。
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