暴落は貴重な経験値やで?暴落経験せずに億った人はおらんのよ
東京市場も戦後のごとく焼け野原ですな。
といっても年初の日経平均に戻っただけ。為替も年初とそんなに変わってない。
これまでの上がり方が異常だっただけ。いわゆるバブル。
バブルって弾けてみて初めてバブルってわかるとはまさにこれだよ。
欲かいて信用取引なんかでレバレッジ効かせた人が一気に焼き尽くされて燃えカスが残ったのが今の状態。
冷静に考えりゃ企業業績が悪化したわけでもないし、金融危機が起こったわけでもない。
とはいえ、株価って人が動かしてるから嫌でも心理面が反映されてしまうからこのザマってわけ。
私が銀行勤めの母君に勧められて投信200万円ほど買って資産運用始めたのが2007年だったはず。その翌年にリーマンショックが来て、1か月でなけなしの投信が100万溶けたのは今でも覚えてる。
投資の怖さってすでに知ってたが、お金が増える快感も知ってたのでやめようとは思わなかった。
2020年にコロナショックが来て、コロナショック前に仕込んだ銘柄が下がったけど、資金分散してたので安いところで買い増し、さらに配当もそのまま徐々につぎ込んで今の日本株の評価額になったという経緯がある。それでも一時的に300万ほどマイナス。
そして今回、若干戻したが現在でも円高と株安のダブルパンチで資産の最高額からマイナス700万ほど。中古のレクサスなら買える額やん(笑)
株式にフルBETではなく、さらにボラティリティ激しめのいわゆるテンバガー銘柄ではないのでこの程度で済んだと思ってる。
ただ、わかったことがある。
金融危機を伴わない何たらショック(今回は植田ショックか?)のあとは意外とリカバリーが早いうえに、緩和マネーが株式市場に流れ込むので暴落前の水準飛び越してさらに跳ね上がるということ。
SNSなんかで見ると「早く逃げろ」「損切りが不可欠」など売り煽る文言が踊るが、私からすればすべて戯言だよ。
保有してた銘柄がクソ株ならさっさと投げた方がよいが、優良銘柄であればきっちり保有、場合によっては買い増しすべき局面だよ。
少なくともリーマンショック、コロナショック後にぶん投げた人は怖くなってそのまま市場から退場してしまうが、今現在、それなりの資産築いた人はそのまま市場に居続けた人だけ。私もその一人。
「株で9割が負ける」というのはそういう意味だ。暴落で怖くなってそのまま退場するから敗北が確定するってわけ。
そして暴落下でも冷静に優良銘柄を配当金なんかで買い付けてシコシコと落ち葉拾いに勤しんでた人に後ほど莫大な利益がもたらされるってわけだな。
何気にこれ、私の勝ちパターンだよ。
「強気相場は、悲観の中で生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、陶酔の中で消えていく」
この有名な相場格言、ざっくり言うと、相場が楽観的になってる時が売り時で、相場が総悲観になってるときが絶好の買い場ってことだよ。これを何回も繰り返して相場って大きくなってる歴史があるわけだし。
こういう経験則って株式ハウツー本にも書いてないし、学校でも教えてくれない事実だよ。
長期投資において結局は最初の銘柄選びとポートフォリオでパフォーマンスが決まるのが真理だな
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